【自己管理必須】50歳からの習い事で低価格でもしっかり学べる集団授業

なるべくお金をかけずに習い事をしたいけど、集団授業は自分には向いているのかな?
集団授業ってマンツーマンレッスンや少人数制のレッスンとはどう違うんだろう?

習い事の授業形式がわからずに、

  • とにかく安く
  • とにかくお金をかけずに

と、費用のことだけを考えて集団授業を選択し、

「やっぱり自分には無理だ・・・」

とあきらめて習い事自体をやめてしまう方がみえます。

私も過去にいろいろな習い事をしてきて、いろいろな授業形式を体感してきました。

この記事では、現役の習い事の運営者の私が、過去の経験を踏まえつつ、習い事の講師側から見た集団授業の特徴ついて解説していきます。

集団授業の特徴とマンツーマンレッスン、少人数レッスン、集団授業の違いを説明し、

なぜ集団授業がよいのか、そして集団授業に向いているのはどういった人なのか

ということを解説していきます。

この記事を読むことにより、あなたが習い事を始めるにあたり、マンツーマンレッスンや、少人数制のレッスンではなく、集団授業に向いているかどうかを判断することが出来ます。

あなたの目的や適性を考慮し、習い事をしていくうえで集団授業が適しているのであれば、費用の安い集団授業は、コストパフォーマンスの高い習い事になります。

それでは解説していきます。

自己管理できる人にとってコストパフォーマンスの高い集団授業

コミュニケーション目的、また自己管理できる人にとって費用対効果の高い集団授業

集団授業ではたくさんの生徒が参加するため、

コミュニケーションをとれる機会が増えます。

友だちと行くのもいいですし、一人で行って同じ趣味を持つ友だちを作るのもいいと思います。

周りの方たちはみんな共通の話題を持つことになるため、話題が途切れて困ることは減ります。

さらに一人で通い始めたとしても、全く知らない人にいきなり話しかけるよりも、話しかけやすいという利点があります。

自己管理できる人にとっては非常に費用対効果の高い環境と言えます。

集団授業は一言でいうと学校をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

一人の先生に対し、大勢の生徒で授業が行われるため、先生は生徒一人一人を見ることはできません。その分、

教えることだけに特化した集団授業では、要点を抑え、順序だてて、内容を効率よく説明してくれます。
  • モチベーションやスケジュール管理
  • 予習や復習をきちんと行う

これらが行える方であれば、費用の安い集団授業では非常に費用対効果の高い授業形式になります。

集団授業のメリットデメリット

集団授業のメリット

  • 価格が安い
  • 見ず知らずの人が周りにいるため、緊張感がある
  • 授業スピードが一定のため、遅れまいと必死になる
  • 友だちと一緒に通うことが出来る
集団授業の最大のメリットはなんといっても価格が安いことです。

集団授業に適している方であれば、非常にコストパフォーマンスの高い授業形式になります。

集団授業のデメリット

  • 授業スピードが速く、ついて行けない場合がある
  • 先生と相性が悪くても、変えることが難しい
  • 通う日時などのスケジュールを変更してもらうことができない
  • 他に生徒が多い為、自分だけずっと質問することができない
とにかく融通が利かないところがデメリットになります。

集団授業を選ぶ場合は、通おうとする習い事の教室のルールをきちんと理解し、納得したうえで通い始める必要があります。

自分の適性を考えて集団授業に合っているか判断しよう

習い事を決めた時に考えた目的に、今の自分の状況や環境やさらには性格も考慮し、自分が集団授業という授業形式に適しているか判断します。

自分が納得したうえで集団授業という授業形式を選択することにより、

失敗してあとで後悔する確率がグッと減り、費用を安く抑えて習い事に通うことが出来ます。

次の章から、目的、適性毎に、習い事の授業形式が集団授業に向いているか向いていないかを解説していきます。

目的と自分の適性を考えて集団授業に適しているか判断

コミュニケーション目的で集団授業を選択する場合

友だちと一緒に行って友だちとの時間を楽しむ場合は特に問題ありませんが、

一人で通い始め、同じ教室内で友だちを作ろうとする場合、集団授業では少々ハードルがあがります。

同じ、友だちを作ることを目的としていく場合の少人数制の教室と比べ、色々な人が色々な目的で来ることが考えられます。

相手が必ずしもコミュニケーションをとりたいと思っているとは限らないため、

こちらから声をかけるつもりでいないと、友だちが作りにくいので、こちらから声をかける度胸が必要になります。

内気で自分から声をかけることが難しいけど、習い事で友だちを作りたい、という方はこちらをご覧ください。
【内気な人にも】友達作りに最適な少人数制教室【50歳からの習い事】

スキルアップ目的で集団授業を選択する場合

スキルアップ目的で集団授業を選ぶ場合はやる気と自己管理が必要になります。

マンツーマンレッスンと異なり、先生がモチベーションの管理をしてくれたり、スケジュールを合わせてくれたりしません。

また、授業スピードが一定で個々の生徒の進捗具合に合わせてくれるわけではないため、授業スピードが速いと感じる場合は、自分で予習復習を行わないとついていけなくなる可能性があります。

自分のペースでやりたい、私生活で色々と不規則なスケジュールになりそう、といった方はこちらをご覧ください。
マンツーマンレッスンの必要性は目的や性格から判断【50歳からの習い事】

しかし、独学でスキルアップを目指すくらいの意気込みがある方であれば、必要なところを効率よく学ぶことができ、価格も安い集団授業は非常にコストパフォーマンスの高い授業形式になります。

費用が安いという理由だけで集団授業を選択する場合

集団授業の最大のメリットは価格が安いことです。

  • 少人数制のレッスンの半分以下
  • マンツーマンレッスンの1/3以下

なんてこともざらにあります。

しかし、

安さにつられて集団授業を受け、授業について行けず、過去に挫折してしまった方を私は何人も見ています。

せっかく芽生えたやる気がへし折れてしまうところを見るのは本当に残念に思います。

特に初心者の方は、ただでさえ、ちょっとしたことでモチベーションが下がったりするため、自分のペースで授業を進め、ある程度融通の利く環境をお勧めします。

とはいえ自分のことをしっかり見つめ、集団授業のメリットデメリットをしっかり理解し、そのうえで集団授業を選ぶのであれば、非常のコストパフォーマンスの高い授業形式になります。

自分がどの授業形式に適しているかしっかりと考えてから教室を選択しましょう。

教室の選び方についてはこちらの記事が参考になります。
【目的から選択】50歳からの習い事で失敗しない教室の選び方

マンツーマンレッスンと少人数制レッスンの授業形式との比較

マンツーマンレッスンと少人数制レッスンと集団授業の比較一覧表

マンツーマンレッスン 少人数 集団授業
価格
融通の利きやすさ
コミュニケーション

ここでは初心者の方が迷わないように、各授業形式の特徴を3つの項目に絞っています。

各授業形式に向いている方の一覧

マンツーマンの授業に向いている方

  • 自分のペースで確実にスキルアップしたい方
  • 自己管理、スケジュール管理が苦手な方
  • 私生活上、スケジュール調整が難しい方

少人数制の授業に向いている方

  • 友だちを作りたい方
  • 友だちと楽しみたい方

集団授業に向いている人を簡単に上げる

  • 自己管理がきちんとできる方

自分がどの授業形式に適しているか当てはめてみてください。

集団授業を行っている場所を探す

習い事の教室の大人数のグループレッスン

集団授業は習い事によって、行っている教室もあれば、行っていない教室もあります。

習い事で検索し、各教室のwebサイトを見て、費用が極端に安い場合は集団授業や大人数のグループレッスンの可能性があります。

詳細を確認すると集団授業であるかどうか、何人ぐらいのグループレッスンか確認できます。

市が開催している学習講座

市役所主催で開催している習い事もあります。

市主催で開催している習い事の大半は集団授業になります。

市主催で開催している習い事の価格はビックリするほど低価格なことが多いです。

定期的に届く広報や自分が住んでいる地域の市役所のwebサイトを閲覧することにより、どのような学習講座がいつ何人くらいで開催されているか確認できます。

また、webサイトの見方がよくわからなければ、電話で問い合わせても答えてくれます。

コストパフォーマンスの高い集団授業でお得にスキルアップ

集団授業という授業形式では、

  • 融通が利かない
  • 自己管理が必要

といった制約があるものの、習い事にかかる費用を大幅に抑えることが出来ます。

各教室が開いている集団授業および大人数のグループレッスンの他に、市が主催する学習講座もあります。

近くに教室がない場合、ある程度時間に融通の利く方であれば、

主に平日の日中に行っていることの多い、市主催の学習講座という選択肢もあるため、習い事にかける費用を大幅に節約することもできます。

50歳から始める習い事の、目的と自分の性格や置かれた環境を考慮した適切な教室選びの参考にしていただけたらと思います。

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