【クリティカルシンキング】社会人で給料や報酬を上げる必須スキル!

パソコン教室GARDENのケンジです。

今話題のプログラミング学習において、鍛えられるといわれているロジカルシンキング。

テクノロジーの発達で、世の中の変動が激しい時代において、必須中の必須スキルではありますが、今回は社会人として実績を残すために必要なロジカルシンキングの発展スキル、「クリティカルシンキング」についてお話ししていきます。



クリティカルシンキングを使いこなすことにより、会社内で実績を残し給料を上げることができる!

今話題のロジカルシンキング。

小さい子供のうちからパソコン教室に通わせ、プログラミングを習わせることにより、論理的思考が身につくといわれています。

学校でもその重要性を重視して2020年からプログラミングが必修化されました。

論理的思考は物事を順序だてて考えるもので、何をするにしても全ての土台になる考え方です。



お子様の将来を考え、この全ての土台となる論理的思考を身に付けさせることは必要なことと思います。

しかし、ちょっと厳しい話になってしまうかもしれませんが、

社会人になってから求められることというのは、どんな仕事であれ“成果”です。

つまり結果を残すことが最重要になります。



会社員の方であれば結果を出し、実績を残すことにより、会社内で評価が上がり、結果給料を上げることが出来ます。

転職する人がどんどん増えてきている世の中で、実績を残し、さまざまなスキルを持っている人というのは転職するたびに給料も上がっていきます

また自分で起業されている方であればそれが直接売り上げや利益につながります



このように会社内であれ、起業する場合であれ、結果を残すことが最重要になる社会人で、成果を出すために必要な“問題を解決するスキル”、これが“クリティカルシンキング”といわれるものです。



評価に重要視されるのは、学生では過程、社会人は成果

よく「結果が全てではない」と言われる方がみえます。

確かに一昔前であればそういう風土もありました。

社風を大事にし、社員一人一人を大切にして、全員が一丸となって問題に取り組んでいくという姿勢は日本の古き良き時代という印象です。



しかし、外資系の企業などでは、昔からほとんどが成果型の報酬体系でした。それは今でも変わっていません。さらに他の民間企業でも成果報酬の企業や年俸制という企業がどんどん増えています

自分で会社を経営されているような方であれば、結果を出せず、売り上げが立たなければ会社を継続させることはできず、倒産してしまいます。

また会社員の方で営業職の方などは歩合制といった具合で自身の成果がもろに反映され、成果を出せない会社員の方は他の方と比べて給料が少ないといったことはざらにあります。

さらに近年ではコロナの影響で会社に出勤できず、リモートワークになり、自宅で仕事をするという方が増えました

ここで言われていることというのが、リモートワークではその人の作業姿勢というのは見えず、完全に成果物だけで評価されるということです。

今まで会社ではいつも遅くまで残っており、すごく頑張っているように見えた人が、実は作業スピードが遅く、効率の悪いやり方をしており、時間だけかかって、大して成果を上げていなかったということがわかった、という話はよく聞きます。

アメリカではフリーランス、つまりリモートワークで働いている人は労働人口の3割以上と言われています。この流れはさらに加速し、日本もそのような労働体系になっていくと言われています。



確かに小さいうちは成績が悪いからと言って特に何かペナルティがあるわけでもなく、その子の可能性を広げるため、またやる気の芽を摘まない等の理由で他の子と比べるということをしません

しかし高校、大学生になり、将来が現実的に近づくにつれ、他人と比較することが増え、成績によって入れる学校も変わってきます。

そして大人になったら、給料という形で成績を付けられることになります。

この流れは今後さらに加速していくことが予想されます。



もちろん世の中お金が全てではない、他人より優秀なことが大事ではないという話もあります。

しかし、いざ大人になった時に、学生時代に特に成績が良かったわけでもなく、特別なスキルがあるわけでもなく、なんとなく入った会社の仕事しかできないからいやいやずっとそこにいる、なんてことにならないためにも、小さいうちから将来を見越して役に立つことを習得させることは重要なことと言えます。



社会人で実績を残すためには問題を解決する能力が必要

では小さいころから、今話題の論理的思考だけ身に付けさせればいいかというとそういうわけではありません。



確かにロジカルシンキングは全ての土台になる考え方のため、必須中の必須スキルと言えますが、社会人になって必要になるのは「問題を解決する能力」です。

基本的にはどんなビジネスであれ、世の中の問題を解決することが仕事になり、その問題を解決することの対価として金をもらうことが出来ます。



つまり問題を解決能力があればどんなビジネスにも対応できるということです。



もしかしたらそういうことを考えるのは会社内でも役職者とか、責任がある人だけと思う人もいるかもしれません。

しかし言われたことしかしない、できない人というのは問題を解決する能力を持った人と比べるとやはり次第に給料に差がついてきます

しかもテクノロジーが発展し、AIが発達してきたこれからの時代ではどんどんAIが人の代わりに作業をしていくことになっていきます。

身近なところでいうと、スーパーのレジがセルフレジになったり、試験的に全く人を置かない無人のコンビニなども登場し始めました。

またデータを入力するだけ、電話の取次ぎをするだけといった事務作業はすでに無くなり始めています。

さらに今後はタクシー業界、配送業界で言われている自動運転で、ドライバーが不要になるとも言われています。



すでにいろいろな業種で人の代わりにAIが作業をし始め、結果その業種から変わった人もたくさんいます。そしてこの流れはさらに加速していくことになります。



問題を解決する能力、それがクリティカルシンキング

そんな時代になる中で、AIにはできず、社会人になってから結果を出し続け、これからも常に必要とされる人物になるために必要なスキルが問題を解決する能力、それがクリティカルシンキングになります。



ロジカルシンキングは「論理的思考」と言われ、物事を論理的に考えることに対し、クリティカルシンキングは「批判的思考」と言われ、問題を批判的、客観的に考え、感情論などは含まず、論理的に物事を考えることをいいます。

この2つの考え方は物事を論理的に考えるという点では基本的に同じですが、クリティカルシンキングはそこからさらにそのことを周りの環境や状況を考慮し、客観的に判断し、適切、あるいは妥当な判断かということを考えることを言います。

このクリティカルシンキングを使うと、ある問題があり、その対応策があったとすると、本当にこの対応策でいいのか、この対応策が最適解なのか、という批判的な問いを突き詰めることになります。

そうやって「物事を批判的」にとらえ、「なぜ?」を追及していくことでより良い対応策を考えることが出来ます。



例えば会社員であれば何気なくやっていた作業に対しても、本当にこれでいいのか、このやり方がベストなのかという疑問を持ち、それに対する対応策を考え、より早く、より正確に行える作業手順を見つける、といったことが可能になります。

会社経営者であれば、売り上げが上がらない、コストがかかりすぎている等の問題があれば、問題を要素分解し、問題を突き止め、それに対する対策を考え、社内の状況や顧客の動向を考慮しながらサービスや商品の改善をしていく、といったことが可能になります。



これからの時代、テクノロジーの進化により、世の中の動きが早く、VUCAの激しい社会といわれる時代において、いろいろなことが便利になる反面、次々といろいろな問題が湧き出てきます

将来社会人になったら、それら世の中の問題を解決したり、会社内の問題を解決していくことになります。

その問題をたくさん解決、または効率よく解決することで、たくさんの報酬受け取ったり、会社内で評価が上がり、給料アップにつながります

そのために必要なスキル、クリティカルシンキングを早いうちから身に付け、習得していきましょう。

コメント