コミュニケーション能力は習い事でプログラミングをする隠れた副産物

パソコン教室GARDENのケンジです。

 「AI」だ、「テクノロジー社会」だと言われ続けている昨今ですが、そんな時代で実は超重要スキル「伝える技術」についてお話します。

実はコミュニケーション能力が高いプログラマー!

コミュニケーションの隠れた実力者プログラマー!

  「コミュニケーション能力が高い人」と聞くと、文系の人で営業の人、人と接することが仕事であるサービス業の人などいろいろな人を思い浮かべると思いますが、中でも実はコミュニケーション能力の隠れた実力を持っているのが、プログラマーなんです。

コミュニケーション能力育成に必要な論理的思考力

 コミュニケーションを行う上で一番大切なことは相手に「伝える」ということです。相手に自分の言いたいことを伝えるためには相手に伝わるように文章を組み立て論理的に話をすることが必要になります。

そこで頭の中で物事を論理的に考えることが出来るプログラマーは実はコミュニケーション能力が高かったりするんです。

自分の言いたいことを相手に伝えようとする際、頭の中で言葉が並べ替えられ、自然と相手に伝わるような文章を組み立てることができるのです。

いくらおしゃべり好きで話が途切れないような人でも聞いている側からすると、この人は結局何が言いたいのかわからないと思うことってあると思います。

その点、プログラマーの得意分野である論理思考があると無駄を省いた非常に合理的かつスマートな内容で相手に伝えることが可能になります。

無口だが論理思考の塊のプログラマー

 プログラマーって聞くと「大人しく」て、「無口」で、「ガリガリパソコンに向き合ってる」というイメージを持って見える方もいるかと思います。

実際仕事場を覗くと、会話がいろいろと飛び交っているということは少ないですが、基本的にプログラマーのお仕事のプログラミングというのは論理思考の塊みたいなもの。

普段から論理思考を鍛えられてるわけですね。

普段から話すことを仕事としている営業の方やサービス業の方など、もちろんコミュニケーション能力が非常に長けている方も見えますが、そういう方たちが普段行っていることって「話す技術」や「会話する技術」であって、論理思考とは少し異なるんですね。

もちろんそういうスキルはコミュニケーションを行う上でとても大切な技術ではありますが、論理思考を鍛えることもまたコミュニケーション能力を磨く上で大切なんですね。

表現する技術を身に付けることによりコミュニケーション能力が開花

 ただ、先ほども言った通り、プログラマーの方は普段話すことを仕事としている方と比べると話す機会というのは圧倒的に少ないので、頭の中で論理的に物事を考えることが出来る一方、話すことがあまり得意ではなかったりします。

しかし、そんなプログラマーの方が文章を書く技術や会話する技術、頭の中で考えていることを「表現する」技術を身に付けたらめちゃくちゃコミュニケーション能力が高い人材になるといえます。

プログラミングを学ぶことによるメリット、またなぜ他の習い事ではなくプログラミングなのか

プログラミングスキルだけじゃない!プログラミングを習うことにより習得可能なスキル

プログラミングスキル

これは言うまでもないですが、プログラミングをすることにより、プログラミングスキルを身に付けることができます。

ただ、一言にプログラミングと言ってもいろいろな種類があります。

これから小学校の授業で導入される「スクラッチ」はビジュアルプログラミング言語と言われ、小さな子でも非常にわかりやすく学べるように工夫されています。そのほか、色々な人が見ているインターネットやパソコン、自動車のエンジンなど、すべてプログラムで成り立っています。

論理的思考力

プログラミングを行うことで、論理的に考え、整理して、順序だてて物事を考える論理的思考力が身に付きます。プログラミングはこの工程を繰り返し行うことによりプログラムを完成させていくため、反復的に行うことにより論理的思考を覚えるのではなく、身に付けていくことが可能になります。

問題解決能力

プログラミングは何かを作るとき一度で完成することはなかなかありません。キチンとプログラムを書いたつもりが思い通りに動かなかったりということはしょっちゅうです。

その時に問題を見つけ、なぜそうなったのかを論理的に考え、それを解決するためにはどうしたらよいかを考え、トライアル・アンド・エラーを繰り返しプログラムを書いていく。

これはプログラミングに限らず日常でも、さらに言えば社会人になって仕事をするようになってからは自分で問題点を見つけ、問題に対する解決策を考え、解決策を実行し、問題を解決するという極めて重要な能力になります。

それを小さいうちから身に付けていくことにより、優秀なビジネスマンになることができます。

テクノロジー社会に対応できる

これから到来する情報社会、テクノロジー社会では論理的思考力は必要不可欠です。小さいうちから論理的思考を身に付けていくことにより、テクノロジー社会に必要な人材になっていくことが出来ます。

コミュニケーション能力

AIの進化により、いろいろなことが自動化され、今の仕事の半分以上がロボットがするようになると言われていますが、AIが人間に勝てないと言われる分野がコミュニケーションの分野です。

コミュニケーション能力を鍛えることによりAIに負けず、テクノロジー時代に生き残ることが出来ます。

将来必ず役に立つ、論理的思考力

 小さい子供には可能性を広げるために色々なことを体験させ、学ばせたほうがいいといわれます。私もそう思いますし、実際、子供のころには色々な習い事に通っていました。

しかし、時間もお金も有り余っている人であればよいですが、大半の人はお金やお子様や親御様の時間には限りがあります。

その中で何を習わせたらよいかというと、親御さんが真っ先に考えることというのはお子様の将来のことだと思います。そうすると将来役に立つことを小さいうちから学ぶことが一番効率がよく無駄にならないといえます。

もちろんお子様がこれを習いたい、親御様がこれを学ばせたいといった目的がはっきりしているのであればそれが一番いいと思いますが、

「子供が特に何もせず、家でゴロゴロしているから何かさせたい!」とか、

「何か習わせたいけど何にしたらいいのかわからない」

といった方であれば、これからさらに加速して拡大していていく情報社会、テクノロジー社会に必須なスキル、論理的思考力を身に付けることはお子様の将来を考えるうえで一番間違いがないかなという訳ですね。

そのため、もし何か習わせたいけど何をしたらよいかわからない、迷っているという方には子供の習い事としてはプログラミングが一番お勧めです。

テクノロジー社会を生き抜いていくためのアウトプットプログラミング学習

プログラミングに加えて表現することが必要

 しかし、冒頭でも話したように、論理的思考のエキスパートともいえるプログラマーはプログラミングスキルや論理的思考力があったとしても必ずしもコミュニケーション能力が高い人ばかり、というわけではありません。

テクノロジー時代に必須なスキルの一つであるこのコミュニケーション能力を磨くためには、ここにさらに話したり、文章に書いたり、アウトプットすることが必要になってきます。

一人でする仕事はほとんどない

プログラミングを習った場合、将来なる職業として一番真っ先に思い浮かぶプログラマーのお仕事はプログラムを書くことです。

しかし、一日中ずーっとプログラムを書いているわけではないんですね。

チームのメンバーと打ち合わせをしたり、顧客先でお客様に説明をしたり、そもそもプログラム自体もコンピューターに何をするという手順を伝えてるわけですから、この表現する能力が低いと自分ではわかっていても相手に伝えることができません。

さらにテクノロジー社会とはいえ、プログラマー以外の仕事になるとさらに人相手にコミュニケーションを取るケースが増えてきたりもします。

コミュニケーション能力がないと相手に伝わらず信頼が得られない

 同じ仕事をずっと一人でするのであれば、人とのコミュニケーションをする機会は確かに減るかもしれませんが、完全に一人で仕事をするということはほとんどないと言ってもいいと思います。

組織で動く場合はもちろん、自営業やフリーランスの方などは特に営業などお客様とのやり取りも、一人ですべてのことをやらないといけないわけです。

そこで相手に伝わる会話やプレゼンテーションをすることが出来なければお客様の信頼を得られず、当然仕事ももらえなくなってしまいます。

アウトプットすることより相手に伝える技術を身に付ける

 そのためテクノロジー社会とはいえ、というよりもテクノロジー社会だからこそ、コミュニケーション能力、「表現する力」が必要になります。そのためには学習したことを「表現すること」がコミュニケーション能力を磨く上で重要になります。

コミュニケーション能力を身につけるにはプログラミングに表現力を磨くべし!

プログラミングをして表現することを繰り返そう

 情報社会、テクノロジー社会になり、学校の授業でも取り入れられ、注目を集めているプログラミング学習ですが、AIが苦手とされる分野、コミュニケーション能力を磨くことにより、さらに将来必要とされる人材になることができます。

AIの苦手な分野を突いて将来必要な人材になる

 もう何でもできるように思われ始めているAIですが、このAIが苦手とされるのが、人の感情を読むことなんですね。そもそもAIといっても作ったのは人ですから、その人、もしくはその人たちが持ち合わせている感情以上のことはわからない訳です。

適切な学習を行い他の人と差をつける

 人の性格や感情というのは人によって異なりますし、その時、そのケースでも変わってくる訳です。そのパターンを全てAIに詰め込むことは現在の技術では出来ていません。そのAIの苦手な領域、コミュニケーションの能力を身に付けることは他の人と大きく差を付けることにもなるということです。

論理的思考をアウトプットすることでAIにも負けない人材に君はなる!

 AIの進化により、いろいろなことが自動化され、今の仕事の半分以上がロボットがするようになると言われていますが、AIが人間に勝てないと言われる分野がコミュニケーションの分野で、このコミュニケーションの能力に磨きをかけるのに論理的な思考は必須といえます。

そのために小さなうちからプログラミングを通して論理的思考力や問題解決能力を養い、さらにその内容を文章を書いたり、話したりすることでコミュニケーション能力を鍛えていくことはこれからの教育で非常に重要なことと言えます。

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