パソコン教室GARDENのケンジです。
少し前まではあまり耳にしなかったのですが、今では毎日のように耳にする「AI(人工知能)」について話そうと思います。
革新的な進化をするAI(人工知能)によりもたらされる未来
将来はどんな世の中になるのか
昨今テクノロジーの進化により、AIだ!AIだ!と何かとAIが話題に上がり、今ではAIという言葉が当たり前のように聞かれるようになりました。
近い将来には車が自動で走ったり在宅で診療が受けることができるようになったりと非常に便利な世の中になると言われています。
そんな中で私たちの生活も大きく変わろうとしています。
テクノロジーの進化によりAIが発達
これまでもテクノロジーの進化により、電話で遠くの人と会話ができるようになったり、インターネットで世界中の情報が時間場所を問わず閲覧できるようになりました。
そんな中であまり話題にこそ上がっていませんでしたが、AI(人工知能)の開発も進められおり、AIも徐々に発達していきました。
AI技術により変わった現代
今ではAI技術により様々なことができるようになってきました。
私が最初にiphoneを使い始めたのは4Sなんですが、そこに搭載されていたSiriは人の声を認識してその情報を表示したり、質問に答えてくれるといったことができました。
しかし当時はまだまだ発展途上と言った感じで、期待していた回答や情報をくれなかったんですね。
今はiphoneSEの2世代を使っているんですが、ずいぶんと的確な回答や情報をくれるようになってきました。
またこれは非常に活用しているんですが、お掃除ロボットですね。
家の中を掃除してくれるおそうじロボットのおかげで掃除する時間を圧倒的に減らすことができました。
あとはソフトバンクや、他のお店などに行くと時々見る「ペッパー君」、ロボットですね。
「ペッパー君」が店の入り口に立ってちゃんと接客してくれるわけではありませんが、待っているお客さんを楽しませてくれているところを見ると、進化したんだなーと思います。
さらに発達する未来
さらに今一番注目されているのが自動運転ですね。
今は前の車に追突しそうになった時の自動ブレーキや高速道路で居眠りをしそうになった時にレーンをはみ出そうとすると自動でハンドルを修正してくれる技術が現在の車にはすでに搭載されています。
これらの技術が進化すると、ゆくゆくは運転手の必要ないタクシーやバスが街中を走るという、昔マンガや映画で見たようなシチュエーションが近い将来来ると考えると楽しみですね。
利便さの追求によりAIが進化
利便さの追求によりAIが進化
とはいえ、今でこそ期待値の高いAI技術ですが、昔のAIと言えば、専門家、例えば法律に詳しい人がAIに膨大なデータを入力して、単純な法律の質問に回答できるだけと言うような内容で、色々なことを考慮しないといけないといった複雑な内容には対応できませんでした。
それ以前ではパズルや簡単なゲームがクリアできると言ったことができるという感じであまり身近には感じなかったのではないでしょうか。
しかし、開発、研究されている方たちはその間ずっとAI技術を研究し続けて来たんですね。
AIの遍歴
初めAIは1950年代に一時期脚光を浴びた時期があったんですね。
その時は翻訳機能として注目を浴びましたが、複数の要因が絡むことに対応することができず、一旦ブームは終了しました。
次に1980年代にまたブームが来ました。エキスパートシステムと言われるもので、専門的な技術を詰め込んだものでありましたが、結局応用が利かずブームは収束していきました。
そして2010年代から今が第三次ブームの真っ最中です。
AIはどのように進化をしてきたのか
正直第一次、第二次のブームの時はほとんどの方が体感をせずに、ブームが過ぎて行ったのではないでしょうか。
できることは限られ、人の期待を上回るものではなかったため、ブームは収束していきました。
しかし、今起きている第三次ブームではAI自体が学習することにより、専門的なことだけでなく、様々なことができるようになり、ようやく人の期待に少しずつ応えられるものが増えてきて、AIの恩恵を実感できるレベルまで来ています。
その結果の現在のAIの性能
現在のAI技術では音声の認識や画像の認識ができるようになりました。
さらに大企業が収集したビッグデータ(大量のデータ)を元にAIが様々な情報を利用する方に最適化して届けることが可能になりました。
現在AIが利用されている商品、およびサービス
現在のAI技術はどのように活用されているか
その結果、身近なところでいうと、家電などではお釜でご飯を炊くときにお米の固さを調節できるのですが、そのデータを蓄積して自動で最適な硬さに炊いてくれるという言う事ができるようになりました。
また家でも大活躍のお掃除ロボットですが、何度も掃除することで、部屋の広さや形を認識するようになり、適切に掃除をしていくことができるようになりました。
さらにゴミまで自動で捨ててくれるようになり、本当に何もしなくても全自動で掃除をしてくれるようになりました(うちのお掃除ロボットは残念ながら1世代前の物なのでゴミまで自動では捨ててくれないので惜しい感じです)。
あとは家では動画の配信サービスを利用しているのですが、Netflixというサービスでは普段動画を見ているとそれに類する動画やその動画を見ている人にお勧めの動画(他の人もよく見ているような動画)を紹介してくれたりします。
AI技術は非常に多くのことに応用できる
このように今のAIはディープラーニングという技術により、AI自体が学習することにより、様々なサービスが展開され、昔のように一部の人しか、恩恵、または技術の発達を実感できなかったものが一般の人にも体感できるレベルにまで発展し、人のライフスタイルに欠かせないものになりつつあります。
未来のAI予想図
今のAI技術を踏まえて今後展開されるであろうサービス
今後のAIでは他のテクノロジー技術、今話題の5Gですね。
超高速通信が可能になると、これと他のテクノロジー技術も掛け合わされ、さらに便利な世の中になると言われています。
進化するAI技術により生まれるサービス
コロナの影響により無観客試合の続く野球ですが、ソフトバンクは自社の強みを生かし、ペッパー君を普段応援団が陣取っている外野席にずらりと並べ、ソフトバンクの打者がヒットを打ったら応援しだすと言うような新しい応援のスタイルを始めましたね。
ネット上では非常に高い反応があったそうです。
他のスポーツなどでも無観客の試合が続いたりしていますが、AIロボットがこういった応援を人の代わりにするサービスも出てきたりするかもしれませんね。
他にも私は毎日天気予報を見るのですが、今では予報士の方が予測して発表しているのを信じて、時々外れて痛い目を見たりすることもあったりしますが、これも将来はAIが完璧に予測して外れない天気予報を届けてくれる日が近いうちに来ると言われています。
そしてそして、もしかしたら皆さん知っている、困ったときになんでもアイテムを出して助けてくれる、あのアニメの猫型ロボット「ドラえもん」ができて世の中の「不」を全て解決してくれる、なんて日が来る”かも”しれませんね。
今後生まれるサービスにより変わる私たちのライフスタイル
今後、近い将来では、移動に関しては今まで車でどこかに出かける際、自分で車を運転していましたが、自分で車を運転する必要が無くなり、車を呼べばすぐに来てくれて目的地まで連れて行ってくれることになると言われています。
娯楽や旅行などでは、今テレビで放送されているスポーツなどは全てVR(バーチャルリアリティ)で観戦することになり、旅行も、VRで現地に行った感覚を味わうことが可能となります。
医療関係では、遠方にいる人に対し、遠隔で診察や手術をすることが可能になるともいわれています。
非常に便利な世の中に変わっていき、私たちのライフスタイルもどんどん変わっていくと想像すると、ワクワクしますね。